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夫(妻)の浮気を見破る方法 その後の対処法を解説

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浮気をしている人の行動や生活習慣にはある程度の共通点があります(c)Getty Images
浮気を疑った場合、パートナーの行動や言動に現れる変化を見逃さないことが重要です。小さな変化や気になる点をチェックすることで、浮気の兆候を早期に発見できるかもしれません。浮気を見破るための具体的な方法や、避けるべき行動、見破った後の対応について弁護士が解説します。
目 次
  • 1. 浮気をしている人の特徴
  • 1-1. 行動パターンの変化
  • 1-2. 見た目の変化
  • 1-3. スキンシップの変化
  • 2. 浮気を見破る方法
  • 2-1. 財布や鞄を確認する
  • 2-2. クレジットカードや給与明細を確認する
  • 2-3. 車の中やゴミ箱をチェックする
  • 2-4. 配偶者のSNSをチェックする  
  • 2-5. 配偶者が自宅にいる日に抜き打ちで帰宅する
  • 2-6. LINEのメッセージの表示のされ方を確認する
  • 2-7. マッチングアプリがないか確認する
  • 2-8. ネットの検索履歴や予測変換を調べる
  • 3. 浮気を見破る際に避けるべきこと
  • 3-1. 証拠もないのに問い詰める
  • 3-2. 勝手に配偶者のスマホなどにログインする
  • 3-3. GPSを設置して居場所を確認する
  • 4. 浮気を見破った後に取るべき行動
  • 4-1. 決定的な浮気の証拠を収集する
  • 4-2. 離婚や慰謝料を請求する
  • 4-3. 配偶者と話し合い関係を再構築する
  • 5. 配偶者の浮気を疑ったときに、弁護士に相談するメリット
  • 6. 浮気を見破る方法に関連して、よくある質問
  • 7. まとめ 小さな手がかりを見逃さないことが浮気を見破ることにつながる
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1. 浮気をしている人の特徴

浮気をし始めると、お金や時間の使い方、生活習慣にはどうしても変化が起こります。自分のパートナーに当てはまる部分がないかチェックしてみましょう。

1-1. 行動パターンの変化

生活に浮気が組み込まれることで、行動に何かしらの変化がおこります。以下のようなケースでは要注意です。

  • 残業や休日出勤が増える

  • 習い事をはじめる

  • 新しい友達ができる

  • 金遣いが荒くなる

  • スマホを見られないようにする

  • 帰宅後すぐにシャワーを浴びる

浮気をしている場合、浮気相手と会うために自宅を空ける時間が長くなります。また、浮気にはお金がかかるので、貯金が減るなどの変化が起こりやすいです。

1-2. 見た目の変化

浮気をすると、見た目にも気を使うようになるため、以下のような変化が起こります。

  • 服装や髪型がおしゃれになった

  • 下着が変わった

  • ダイエットをはじめた

  • 香水をつけるようになった

  • スキンケアをするようになった

女性の場合、服装や髪型は、日ごろからおしゃれな人だと変化がわかりにくいかもしれません。服装や化粧の変化が見られる場合、それは浮気相手の好みに合わせているケースもあります。浮気を疑った際は、見た目の変化も注意深く観察してみましょう。

1-3. スキンシップの変化

特に女性の場合、浮気をすると、配偶者とセックスレスになったり、愛情表現が減ったりなどの変化が見られやすいです。

浮気相手との時間を楽しむことで、配偶者に対する関心が薄れ、結果的に家庭内での機嫌が良くなるケースもあります。

2. 浮気を見破る方法

次に、浮気を見破るための具体的な方法を紹介します。

2-1. 財布や鞄を確認する

財布やカバンを確認することで、ホテルやデート場所のレシート、避妊具などが発見できる場合があります。レシートに二人分の利用料が記載されていないかなどを確認することも大切です。

2-2. クレジットカードや給与明細を確認する

クレジットカードの明細を確認することで、浮気を発見できるかもしれません。ラブホテルは、クレカの明細を別の会社にしている(○○観光など)こともあります。不審に感じたらネットで社名を検索してください。また、給与明細を確認して、休日出勤が事実かなども確認できるとよいでしょう。

2-3. 車の中やゴミ箱をチェックする

車内の以下の点を確認することで、浮気の手がかりが見つかる可能性があります。

  • 助手席の角度

  • ナビの履歴

  • ドラレコの記録

  • 吸い殻(見慣れない銘柄がないか)

  • ごみ箱(怪しいレシートや避妊具がないか)

また、車のオーディオにBluetoothで接続されたスマホの履歴を確認すると、浮気相手のスマホ(○○のiPhoneなど)が登録されていることもあります

2-4. 配偶者のSNSをチェックする  

配偶者のSNS投稿やフォロワーをチェックし、怪しいアカウントがないかチェックしましょう。怪しいアカウントがあったら、投稿をチェックしてください。

浮気の証拠は配偶者本人ではなく、浮気相手のアカウントに残されている可能性があるからです。

2-5. 配偶者が自宅にいる日に抜き打ちで帰宅する

配偶者が自宅にいる日に抜き打ちで帰宅することで、浮気が発覚する場合があります。もし自宅で不倫相手と会っている場合は、決定的な証拠を押さえられるかもしれません。

また、客観的な証拠(動画)を確保するために、寝室やリビングに見守りカメラを設置する方法も有効です。

2-6. LINEのメッセージの表示のされ方を確認する

今まではLINEの通知でメッセージが表示されていたのに、非表示に切り替えたり、アプリにパスコードを設定したりした場合、浮気の可能性が考えられます。

LINEに限りませんが、浮気をしている人は、スマホの通知画面を見られることを嫌がります

2-7. マッチングアプリがないか確認する

相手のスマホにマッチングアプリがないか確認することで、浮気を発見できる可能性があります。

ただし、相手の許可なくパスワードを入力してスマホを見ると、プライバシーの侵害となるおそれがあるため注意が必要です。スマホを触る機会がある際に、自然な形で確認する程度に留めましょう。

2-8. ネットの検索履歴や予測変換を調べる

配偶者と共通のパソコンやGoogleアカウントを使用している場合は、検索履歴や予約履歴を確認しましょう。浮気の手がかりが隠れているかもしれません。

決定的な証拠にはならないものの、自分とは関係のないホテルを予約していたり、プレゼントを購入したりしている履歴が見つかると、疑いが一気に高まります

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3. 浮気を見破る際に避けるべきこと

浮気を見破りたいと思うあまり、誤った行動を取ってしまうと、相手の警戒心を強めてしまい、逆効果になることがあります。以下の行動は避けるようにしましょう。

3-1. 証拠もないのに問い詰める

証拠がない状態で浮気を問い詰めると、相手に言い逃れされるだけでなく、警戒されてしまい、その後証拠をつかみにくくなる可能性があります。そのため、証拠もないまま浮気を問い詰めるのは避けましょう

3-2. 勝手に配偶者のスマホなどにログインする

相手のLINEや写真フォルダを無断で見る行為はプライバシーの侵害にあたります。また、相手のIDやパスワードを使ってメールやSNSにログインする行為は、不正アクセス禁止法に違反する可能性があります。

また、これらの行為が相手に知られると、関係の修復が難しくなるおそれがあるため、やめておくべきです。 

3-3. GPSを設置して居場所を確認する

配偶者のスマホや車にGPSを取り付けて位置情報を取得する行為は、プライバシーの侵害にあたる可能性があります。GPSの存在を相手に知られた場合、夫婦関係に修復不可能な溝が生じるリスクもあるため、十分に注意すべきです。

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4. 浮気を見破った後に取るべき行動

既婚者の浮気が発覚した場合、離婚や慰謝料を求めることができます。ここでは、浮気を見破った後に取るべき行動を紹介します。

4-1. 決定的な浮気の証拠を収集する

配偶者の言動や間接的な証拠から浮気が疑われる場合、次は決定的な証拠を集めることが重要です。大切なのは、裁判で浮気が認められるような、法的に有効な証拠を確保することです。具体的な証拠例は以下の通りです。

  • 不貞相手とホテルに出入りする際の写真

  • 不貞相手との性行為時の写真や動画

  • 不貞相手とのメールやLINEのやり取り

  • 配偶者や不貞相手が不貞行為を自白した発言の録音データ

  • 携帯電話や車のGPSの履歴

  • 調査会社の報告書

自分で証拠を集めることが難しい場合には、調査会社に依頼するのも手です

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4-2. 離婚や慰謝料を請求する

配偶者が浮気している場合、離婚するか婚姻を継続するかにかかわらず、配偶者や浮気相手に慰謝料を請求することが可能です。

慰謝料の相場は、浮気が原因で離婚する場合で200万円から300万円、離婚しない場合は100万円前後となっています。

4-3. 配偶者と話し合い関係を再構築する

夫婦関係の再構築も一つの選択肢です。配偶者の再度の浮気を防止するために、書面(合意書や誓約書など)を作成することが有効です。誓約書では、浮気をしないことを誓い、もし浮気をした場合の違約金などの条項を定めることが一般的です。

婚姻関係を継続する場合、慰謝料の支払いを求めないことが多いですが、誓約書に違約金を定めておけば、再度浮気に走る可能性を低減させることができます。

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5. 配偶者の浮気を疑ったときに、弁護士に相談するメリット

配偶者の浮気が疑われるときに、弁護士に相談するメリットは以下の通りです。

  • 離婚に必要な浮気の証拠や集め方を教えてもらえる

  • 必要に応じて信頼できる探偵を紹介してもらえる

  • 離婚交渉をする際に弁護士に丸投げできる

  • 離婚調停や裁判に発展しても継続してサポートを受けられる

  • 離婚後のトラブルを防止するための協議書を作成してもらえる

弁護士に依頼することで、浮気発覚前から離婚交渉まで、継続してサポートを受けることができます。特に「浮気を突き止めたあとは、慰謝料をもらって離婚したい」と考えている人は弁護士に相談するのがおすすめです。

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6. 浮気を見破る方法に関連して、よくある質問

Q. 浮気をする原因は?

セックスレス、刺激やスリルを求める、寂しさなど人によって様々です。

Q. 浮気の証拠が見つからなかった場合はどうすべき?

探偵に依頼するのも選択肢の一つです。ただし、費用が高額であるため、複数のところから見積もりをとりましょう。また、浮気相手と会う日が分かっているのであれば、該当する日だけ稼働してもらい費用を抑える方法もあります。

Q. 浮気を疑った場合、相手にどのように聞くべき?

浮気を疑った場合、相手に直接聞く前に、さりげなくカマをかける方法があります。例えば、「あなたが異性と一緒にいるのを見たと知人から聞いたんだけど、誰といたの?」と聞いたり、車内の変化やシャツの汚れを指摘したりする方法があります。

7. まとめ 小さな手がかりを見逃さないことが浮気を見破ることにつながる

浮気をしている場合、日常生活の中に浮気が組み込まれるわけですから、どこかに手がかりが隠れています。相手の行動や言動の変化、スマホや財布、車内など、些細な証拠を見逃さずに確認することが重要です。

もし決定的な証拠を見つけられなかったとしても、感情的になって相手を問い詰めたりしてはいけません。証拠がなければ、離婚や慰謝料請求はできません。そのような場面では、弁護士や探偵に相談して、冷静に今後の方針を決めてください。

(記事は2024年7月1日時点の情報に基づいています)

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