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旦那が浮気してるかも? チェックポイントと発覚したらすべきこと

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夫が浮気しているかもしれないと思ったら、まず何をすればいいのでしょうか(c)Getty Images
最近、夫の様子がなんだかおかしい……。そんな直感から夫の浮気を疑った場合、どうすればいいのでしょうか。夫が浮気しているかどうかを確かめたいときにチェックすべきポイントや、浮気の事実が発覚した際にとるべき対応について、弁護士がわかりやすく解説します。
目 次
  • 1. 旦那の浮気に気づく瞬間|気づいたきっかけは?
  • 2. 旦那の浮気チェックリスト|疑わしいサインは?
  • 2-1. スマートフォンの扱いが変わった
  • 2-2. 残業や出張、飲み会などが急に増えた
  • 2-3. 外見や服装に気を使うようになった
  • 2-4. 態度や言動が変わった
  • 2-5. 金銭面に不審な点がある
  • 2-6. 車の中に違和感がある
  • 2-7. SNSやメールの動きが怪しい
  • 2-8. 行動に一貫性がない
  • 3. 旦那が浮気してるかもと勘づいたときはどうする?
  • 4. 旦那の浮気の証拠がありそうな場所は?
  • 4-1. スマートフォンや携帯電話
  • 4-2. 財布やバッグの中
  • 4-3. 車の中やドライブレコーダー
  • 4-4. 自宅内のゴミ箱や領収書類
  • 4-5. パソコンやタブレット端末
  • 4-6. カレンダーやスケジュールアプリ
  • 5. 旦那の浮気発覚! そのあとはどうする?
  • 5-1. 感情の整理を最優先に
  • 5-2. 自分の気持ちと今後の方向性を見つめる
  • 5-3. 証拠の保全と記録の収集
  • 5-4. 弁護士への相談を検討する
  • 5-5. 夫との話し合いの場をもつ
  • 5-6. 離婚する場合の準備
  • 5-7. 浮気相手に対する慰謝料請求を検討する
  • 6. 旦那の浮気発覚後にやってはいけないこと
  • 7. 旦那の浮気をやめさせる(繰り返させない)方法は?
  • 8. 旦那の浮気を疑ったときの相談先
  • 9. 旦那の浮気に関してよくある質問
  • 10. まとめ 夫の浮気が発覚したら、信頼できる相手や専門家に冷静に相談を
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1. 旦那の浮気に気づく瞬間|気づいたきっかけは?

ささいな違和感から夫の浮気に気づくことは少なくありません。たとえば、スマートフォンを手放さなくなったり、帰宅時間が不自然に遅くなったり、突然身なりに気を使い始めたりするなど、日常のなかでの小さな変化の積み重ねによって、妻は直感的に「なんとなく怪しい」と感じるようになります。筆者が弁護士として実際に受けてきた多くの相談事例でも、そうした違和感が最初のきっかけになっています。

また、LINEなどの着信通知を急に非表示にしたり、車の中や財布から女性のものと思われる痕跡が出てきたりと、物的な手がかりから疑念が深まることもあります。最初は決定的な証拠がなかったとしても、こうした小さな変化を見逃さず、冷静に状況を見極めることが大切です。

2. 旦那の浮気チェックリスト|疑わしいサインは?

弁護士として実際に相談を受けてきた経験をもとに、「夫の浮気を疑ったときに確認すべきサイン」を紹介します。必ずしもすべてが浮気に結びつくわけではありませんが、複数の項目に当てはまる場合は注意が必要です。

ただし、このチェックリストはあくまで浮気の兆候を見極めるための参考情報で、すべてに該当したとしても、確実な証拠がなければ断定はできません。疑わしいサインに気づいた場合は、まず冷静に状況を観察し、必要に応じて証拠を集めることが重要です。

旦那の浮気チェックリスト。必ずしもすべてが浮気に結びつくわけではないものの、複数の項目に当てはまる場合は注意が必要
旦那の浮気チェックリスト。必ずしもすべてが浮気に結びつくわけではないものの、複数の項目に当てはまる場合は注意が必要

2-1. スマートフォンの扱いが変わった

以下のように、急にスマホのガードが固くなったときは、妻に知られたくない相手と連絡を取り合っている可能性があります。

  • 常にスマホを持ち歩くようになった

  • お風呂やトイレにまでスマホを持っていく

  • スマホにロックをかけ、見せない

  • 通知を非表示に設定した

  • 着信があっても出ず、後で折り返している

2-2. 残業や出張、飲み会などが急に増えた

残業や出張、飲み会だと言って家を空けている間に、浮気相手と会っているかもしれません。

  • 今までなかった残業が増えた

  • 急な出張が頻発するようになった

  • 誰と会うかを詳しく話さなくなった

  • 予定を聞いても「仕事だから」とあいまいにする

2-3. 外見や服装に気を使うようになった

それまで外見や服装に無頓着だった人が急に気を使うようになるのは、特定の異性の目を気にするようになったサインの可能性があります。

  • 急におしゃれになった

  • 下着や持ち物が新しくなっている

  • 髪型や体型に気を使うようになった

2-4. 態度や言動が変わった

以下のような態度や言動の変化は、妻に後ろめたさを感じていることの表れであることがあります。

  • 妙に優しくなった、または逆に冷たくなった

  • 目を見て話さなくなった

  • 会話の中で嘘をついているように感じる

  • 妻に対して関心が薄れた

  • 性的な関係を拒むようになった、または極端に求めてくるようになった

2-5. 金銭面に不審な点がある

浮気相手とのデートと思われる出費がないかどうかも、注目ポイントです。

  • クレジットカードの利用明細に見慣れない項目がある

  • 財布の中に不審なレシートや領収書がある

  • ATMからの出金が不自然に増えている

  • 家計の使途について話したがらない

2-6. 車の中に違和感がある

浮気相手を車に乗せている場合、次のような痕跡が残っていることがあります。

  • 見慣れない髪の毛やアクセサリーが落ちている

  • ナビの履歴に見覚えのない場所がある

  • 車内に香水のにおいが残っている

2-7. SNSやメールの動きが怪しい

SNSやメールに以下のような不審な点がある場合、浮気相手との連絡に使用されている可能性があります。

  • SNSのフォローや「いいね」が特定の女性に集中している

  • LINEなどのメッセージアプリに見知らぬ女性の名前がある

  • メールやSNSの履歴をすぐに消している

  • アカウントを複数使い分けている形跡がある

2-8. 行動に一貫性がない

妻に対して嘘をついていると、言動に次のような不自然な点が見られることが多くなります。

  • 話していた内容と実際の行動が食い違っている

  • 言い訳が不自然で説明があいまい

  • 特定の曜日や時間帯に連絡がつかなくなる

3. 旦那が浮気してるかもと勘づいたときはどうする?

夫の浮気が疑われる場合、感情的になってすぐに問い詰めたくなるかもしれません。しかし、確証がない段階で問い詰めてしまうと、夫が警戒して証拠を隠したり、嘘をついたりする原因にもなります。まずは冷静さを保つことが何より大切です。

実際に弁護士として浮気の疑いがある段階で相談を受ける際には必ず、夫に直接事実を追及する前に証拠を集めるようアドバイスしています。自分ではどうしても証拠がつかめない場合には、探偵事務所に依頼をすることも考えられますが、一般的に費用が高額なため、慎重な検討が必要です。

また、もし浮気が事実だった場合に自分はどうしたいのか、つまり関係を修復したいのか、それとも離婚を考えるのかといった方向性も、一度立ち止まって考えてみる必要があります。判断を急がず、信頼できる第三者や専門家に相談するのも有効です。

具体的にどのような証拠をどの程度集めておくべきかは、早めに弁護士に相談することで、将来の対応を視野に入れた専門的なアドバイスを得ることができます。

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4. 旦那の浮気の証拠がありそうな場所は?

夫の浮気を疑ったとき、真実を確かめるためには証拠が不可欠です。証拠は「浮気しているに違いない」といった主観的な感覚ではなく、客観的に浮気を立証できる具体的な事実である必要があります

では、その証拠はどこを探せば見つかるのでしょうか。私が弁護士として実際に扱ってきたケースをもとに、浮気の証拠が見つかりやすい場所と、その確認方法について解説します。

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4-1. スマートフォンや携帯電話

最も情報が集まりやすいのが、スマホや携帯電話です。LINEやメール、通話履歴、写真フォルダ、位置情報の履歴、カレンダーの予定など、多くの浮気の痕跡が残ります。

特に注意すべきポイントは以下のとおりです。

  • 特定の人物とのやりとりが頻繁

  • 通知が非表示にされている

  • メッセージアプリを複数使い分けている(LINEとWhatsAppなど)

  • 写真や動画が非表示フォルダに保存されている

ただし、夫のスマホを勝手に見る行為はプライバシー侵害にあたる可能性もあるため、法的な問題を避けるために慎重な対応が求められます

4-2. 財布やバッグの中

財布やバッグの中には、レシートやクレジットカードの利用明細など、物的な証拠が隠れていることがあります。たとえば、以下のようなものが考えられます。

  • 見覚えのないレストランやホテルのレシート

  • 女性向けブランド品の購入履歴

  • 使用目的の不明なプレゼントの包装紙やメッセージカード

4-3. 車の中やドライブレコーダー

車内も証拠が残りやすい場所です。以下の点を確認してみましょう。

  • 見慣れない髪の毛やアクセサリー類

  • カーナビの履歴に見覚えのない場所が残っている

  • ドライブレコーダーに同乗者の姿が映っている

4-4. 自宅内のゴミ箱や領収書類

意外と見落としがちなのが、家庭内のゴミや紙類です。以下のようなものが手がかりになる場合があります。

  • プレゼントの包装紙

  • ホテルやレストランの予約確認メールを印刷したもの

  • 浮気相手とのメモや手紙の切れ端

4-5. パソコンやタブレット端末

スマホと同様に、パソコンやタブレットも証拠が多く残されるものです。以下の項目に注目してください。

  • ブラウザの履歴(ラブホテルの検索、プレゼント購入サイトなど)

  • 写真フォルダに保存された写真や動画

  • SNSのログイン履歴やメッセージ

  • メールソフトの送受信履歴

これらも勝手に確認すると法的リスクがあるため、確認する際には十分注意が必要です。

4-6. カレンダーやスケジュールアプリ

予定を残す習慣のある夫であれば、カレンダーやスケジュールアプリに浮気相手とのデートの予定が残っていることもあります。「出張」「打ち合わせ」などと記載されていても、同じ場所に何度も行っている場合は浮気が疑われます

5. 旦那の浮気発覚! そのあとはどうする?

夫の浮気が発覚したとき、多くの人がまず直面するのは「どうしたらいいかわからない」という混乱やショックです。怒りや悲しみ、不安など、さまざまな感情が押し寄せてくるなかで、感情的な行動をとってしまいそうになるのも無理はありません。しかし、これからの人生をどう歩んでいくかを冷静に判断するためには、まず立ち止まって現状を整理し、段階的に対応していくことが重要です。

5-1. 感情の整理を最優先に

浮気の事実を知った直後は、混乱して冷静な判断ができない状態に陥りがちです。そのようなときこそ、一人で抱え込まず、信頼できる友人や家族に話を聞いてもらうことが有効です。また、第三者の視点からの意見は、自分の考えを整理する手助けにもなります。

5-2. 自分の気持ちと今後の方向性を見つめる

夫と関係を修復したいのか、それとも離婚を選びたいのか。この問いにすぐに答えを出す必要はありません。ただし、どちらの道を選ぶにしても、自分が何を望んでいるのか、何を許せるのかを明確にすることが重要です。一時的な怒りに流されて判断を誤ることがないよう、少し時間をおいて考えてみてください。

5-3. 証拠の保全と記録の収集

浮気の事実が確認されたら、できるだけ客観的な証拠を集めておくことで、今後の交渉の際に非常に有利になります。LINEのやりとりやホテルの領収書、SNSのメッセージや写真などは、慰謝料請求や離婚協議の際に法的根拠として使える可能性があります。証拠は感情的な対決のためではなく、自分の立場を守るために必要なものです。

5-4. 弁護士への相談を検討する

浮気が事実であった場合、慰謝料請求や離婚協議、親権問題など、法律的な手続きが必要となるケースがあります。その際、法律の専門家である弁護士に早めに相談することで、自分にとって有利な選択肢や具体的な進め方を提示してもらえます。また、感情的な衝突を避けて冷静な対応が可能になるという点でも、弁護士の存在は心強いものです。

5-5. 夫との話し合いの場をもつ

気持ちの整理がある程度できて、証拠や今後の方向性も見えてきたら、夫と向き合う時間をもちます。このとき大切なのは、「何のために話し合うのか」を明確にしておくことです。感情をぶつけることが目的ではなく、今後の関係についての確認や条件の話し合いをする場として捉えるとよいでしょう。

5-6. 離婚する場合の準備

離婚を決断した場合には、法的な準備も進めなければなりません。財産分与、慰謝料、親権、養育費など、離婚に関する複数の問題を整理する必要があります。感情が先走ると損をしてしまうこともあるため、専門家に相談しながら、計画的に手続きを進めます。法的効力のある公正証書の作成など、後々のトラブルを防ぐ手段も検討しておくと安心です。

5-7. 浮気相手に対する慰謝料請求を検討する

夫の浮気が発覚した際、その浮気相手に対しても慰謝料を請求することが可能です。ただし、請求が認められるためには、いくつかの要件があります。

まず、不貞行為、つまり肉体関係を伴う浮気であることが前提です。単なる食事や連絡のやりとりだけでは、慰謝料請求の対象にはならないことがほとんどです。さらに、相手が既婚者であることを知りながら関係をもっていた、もしくは知り得る立場であったという事実も必要です。

慰謝料の金額は、状況によって異なりますが、一般的には50万円から300万円程度が相場とされています。婚姻期間の長さ、不貞行為の期間や悪質性、夫婦関係の破綻度合い、離婚にいたったかどうかなどが金額の判断材料になります

また、慰謝料を夫と浮気相手の両方に請求した場合、求償権(きゅうしょうけん)という問題が生じることがあるため注意が必要です。これは、たとえば浮気相手が慰謝料の全額を支払った場合、浮気相手が夫に対して一部を請求できる権利です。

慰謝料請求を検討する際は、証拠の整理、適切な請求金額や方法の選定など、法的な観点が不可欠のため、弁護士への相談をお勧めします。

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6. 旦那の浮気発覚後にやってはいけないこと

夫の浮気が発覚した直後は、怒りや悲しみで冷静な判断が難しくなります。しかし、その場の感情に任せて行動してしまうと、後々自分が不利になることもあります。浮気発覚後に「やってはいけないこと」を確認しておくことが大切です。

まず、感情的に夫を責め立てることは避けるべきです。証拠が不十分な段階で問い詰めたり、怒りをぶつけたりすることで、相手が警戒し証拠を隠す可能性があります。

次に、相手女性や女性の職場などに直接連絡をとることも注意が必要です。冷静さを欠いたメッセージや脅しと受け取られる内容は、名誉毀損や脅迫と判断されるおそれがあります。相手と接触する前に、弁護士などの専門家に相談してください。

浮気発覚後こそ、感情をコントロールし、戦略的に行動することが、将来の自分を守る第一歩になります

7. 旦那の浮気をやめさせる(繰り返させない)方法は?

夫の浮気が発覚し、夫婦関係を継続する選択をした場合、次に重要なのは「再発を防ぐこと」です。一度浮気が発覚して反省したとしても、場合によっては繰り返されることも少なくありません。信頼を取り戻し、同じ過ちを繰り返させないためには、感情だけに頼らず、具体的な対策が必要です。

まず、浮気の原因を夫婦で話し合うことが重要です。なぜ浮気に至ったのか、夫側の言い分を聞き、自分の気持ちも率直に伝えることで、お互いの認識のずれを埋めていきます。「寂しかった」「会話が減っていた」など、表面化していなかった問題が見えてくるケースもあります

次に、ルール作りと再発防止の約束をすることが有効です。たとえば、「スマホは見せ合う」「帰宅時間は必ず連絡する」「定期的に夫婦の時間をもつ」といった具体的な取り決めを共有し、浮気にいたるきっかけを断ち切ります。場合によっては、再発時の慰謝料や離婚条件を明文化した合意書や公正証書を作成することも、抑止力になります

また、信頼関係の再構築には時間がかかることを理解し、焦らないことも大切です。必要であれば夫婦カウンセリングを利用し、第三者のサポートを受けながら関係を立て直すのも一つの方法です。

8. 旦那の浮気を疑ったときの相談先

夫の浮気を疑ったとき、誰にも相談できずに一人で悩んでしまうという人も少なくありません。しかし、感情的に不安定になりやすい時期だからこそ、信頼できる相談先を持つことが大切です。問題を客観的に整理し、適切に対処するためには、状況に応じた相手に相談することが効果的です。

まず、最も身近な相談先として考えられるのが、信頼できる友人や家族です。自分の気持ちを整理することを目的として話を聞いてもらうことで、感情の整理や視野の広がりが期待できます。

次に、専門的な立場からのアドバイスが必要な場合には、弁護士への相談が有効です。浮気が疑わしい段階であっても、「証拠が必要かどうか」「慰謝料請求の可能性」「離婚した場合の影響」など、法的な観点からの助言を得ることで、冷静な判断ができるようになります。

また、探偵事務所への相談も選択肢の一つです。浮気の有無を客観的に確認したい場合、プロの調査によって信頼性の高い証拠を得ることが可能です。ただし、調査には一定の費用がかかるため、事前に信頼できる業者を選び、契約内容をしっかり確認する必要があります。

そのほか、自治体の女性相談窓口や夫婦関係のカウンセラーなど、民間や公的な相談機関も活用できます。誰かに話すことで、思いがけない解決の糸口が見つかる場合もあります

一人で抱え込まず、必要に応じて適切な専門家の力を借りながら、冷静に対応していくことが、自分を守る第一歩です。

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9. 旦那の浮気に関してよくある質問

Q. 夫の浮気相手と思われる女性に、LINEを送って確かめてもよい?

気持ちは理解できますが、感情的に連絡するのは避けるべきです。相手が否定したりブロックしたりする可能性が高く、有効な情報は得られないことがほとんどです。また、内容によっては脅迫とみなされるリスクもあります。

Q. 夫の浮気をどうしても許せない。どんな仕返しができる?

仕返しをしたい気持ちをもつのは自然なことですが、違法行為や相手に報復するような行動は絶対に避けてください。感情に任せた行動は、自分の立場を不利にしてしまいます。


法的に認められた手段としては、浮気の証拠をもとに慰謝料を請求することや、離婚に向けて準備を進めることなどがあります。冷静に、かつ法的に正当な方法で、自分の権利を守ることが最も有効な対処法です。

Q. 多少の浮気には目をつぶろうと思うが、放っておくと何か問題になる?

「一度だけなら」と見過ごす人もいますが、浮気を黙認することで、夫がそれを「許された」と誤解し、繰り返す可能性があります。見逃すにしても、「今回は許すが、次はない」と明確に伝えることが重要です。また、自分がどこまで受け入れられるのかをしっかり見極め、将来のために証拠を残しておくことも検討してください。

Q. 夫が浮気していないことを確かめられるサインはある?

夫が浮気していない可能性を示す行動としては、たとえば、スケジュールやスマホの中身をオープンにしている、家族との時間を積極的にもとうとしている、急な態度の変化がない、金銭的に不審な動きがない、などが挙げられます。疑いが晴れないときは、これらの要素を冷静に観察し、感情よりも事実をもとに判断してください。

10. まとめ 夫の浮気が発覚したら、信頼できる相手や専門家に冷静に相談を

夫の浮気に直面すると、感情的にどうしても動揺し、すぐに夫を問い詰めたくなってしまうものです。しかし、大切なのは冷静さを保ち、問題を整理しながら適切な対処法を選ぶことです。浮気している事実を示す客観的な証拠を集めることで慰謝料請求などの交渉を有利に進められますし、夫と冷静に話し合えれば、浮気の再発を防げるかもしれません。

感情的な反応や無計画な行動をすると、後々自分が不利になる可能性もあるため、信頼できる相談相手や専門家を頼り、法的な手段を選ぶことが重要です。特に弁護士に相談すれば、法的な権利を守りつつ冷静に対応することができます。

浮気の発覚は人生の大きな転機ですが、それをどう乗り越えるかによって、今後の自身や夫婦の人生が大きく変わります。自分の気持ちを大切にしながら、賢く、そして冷静に行動することで、後悔のない選択をしてください。

(記事は2025年6月1日時点の情報に基づいています)

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