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よくある夫婦喧嘩の原因は? 仲直りの方法とやってはいけないことを専門家が解説

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夫婦喧嘩では感情的になりすぎたり否定的な言葉を使ったりすることを避けるべきです
「喧嘩(けんか)するほど仲がよい」と言いますが、夫婦間の喧嘩は離婚の原因になることもあれば、ときには警察沙汰にまで発展するケースもあるといいます。この記事では夫婦間で喧嘩が起こる背景や、関係を壊してしまう喧嘩と上手な喧嘩の違いなどについて、夫婦関係のテーマを専門に扱うカウンセラーが解説します。
目 次
  • 1. よくある夫婦喧嘩(げんか)の原因は?
  • 1-1. コミュニケーション(態度や言葉遣い)
  • 1-2. 価値観の違い
  • 1-3. 感情のわだかまり
  • 2. 夫婦喧嘩が起こるタイミング
  • 2-1. 夫婦喧嘩のよくあるきっかけ
  • 2-2. 夫婦喧嘩の頻度はどのくらいが多い?
  • 2-3. 仲直りまでの期間はどれくらい?
  • 2-4. 夫婦喧嘩が絶えない理由は?
  • 3. 【男女別】喧嘩しているときの気持ち
  • 3-1. 夫婦喧嘩の男性心理「感情的な衝突は避けたい」
  • 3-2. 夫婦喧嘩の女性心理「とことん理解し合いたい」
  • 4. 夫婦喧嘩でやってはいけないこと
  • 4-1. 原因ばかりに目を向ける
  • 4-2. 過去の問題を蒸し返す
  • 4-3. 感情的になりすぎる
  • 4-4. 否定的な言葉を使う
  • 4-5. 離婚を持ち出す
  • 5. 夫婦喧嘩で仲直りする方法
  • 5-1. 先に謝る
  • 5-2. 時間を置く
  • 5-3. 相手の気持ちを想像する
  • 5-4. 気持ちを相手に伝える
  • 5-5. ネガティブな感情は箱に入れておく
  • 6. 喧嘩の多い夫婦は離婚する?
  • 6-1. 喧嘩が絶えない夫婦は別れるべき?
  • 7. 喧嘩を減らし夫婦円満に過ごす秘訣
  • 7-1. 肯定的なコミュニケーションを心がける
  • 7-2. 「違い」を理解する
  • 7-3. 俯瞰してみる
  • 8. 仲直りできないときの対処法
  • 8-1. 焦らずに様子を見る
  • 8-2. カウンセラーに相談する
  • 8-3. 離れる勇気を持つ
  • 9. 夫婦喧嘩にまつわるよくある質問
  • 10. まとめ 夫婦喧嘩の原因やタイミングを省みることで、円満に過ごす秘訣を見つけよう
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1. よくある夫婦喧嘩(げんか)の原因は?

ひと言で「夫婦喧嘩」といっても、信頼を土台から壊しかねない深刻なものから、工夫ひとつで回避できそうな行き違いまでさまざまなケースがあります。また、喧嘩につながる原因も、日々の生活にあふれる「些細な出来事」から不倫のような「大事件」まで多岐にわたります。

程度の重さや対立の深さにかかわらず夫婦喧嘩の直接的な原因として顕著なのが、「否定的コミュニケーション」の積み重ねと「価値観の違い」、そしてその背景にある「感情のわだかまり」 です。

1-1. コミュニケーション(態度や言葉遣い)

不機嫌に見える態度や高圧的な言葉遣いなど、喧嘩の原因として表面化しやすいのがコミュニケーションに関する問題 です。「質問の答えが返ってこない」「会話が噛(か)み合わない」など、双方向にストレスが溜まる行き違いもあれば、「話しかけても返事をしない」「会話中もスマホから目を離さない」など、気になる側にとってはストレスを感じることでも、している側に自覚がないケースも少なくありません。

1-2. 価値観の違い

「話すたびに喧嘩になって深い話し合いができない」「何となく避けている話題がある」というときには、「価値観」の違いが夫婦喧嘩の原因になっているのかもしれません。

お互いにとって関心度の高いテーマほど衝突するリスクが高まりやすくなる ため、「仕事と家庭のバランス」「貯蓄などお金に関すること」「子育てや教育の方針」「義実家との付き合い方」などがきっかけで喧嘩になるケースが多いようです。

1-3. 感情のわだかまり

コミュニケーションの行き違いや価値観の相違が喧嘩の原因であったとしても、繰り返すたびに程度がひどくなってきた、喧嘩の頻度が高くなっている、というケースでは、「わだかまり」の存在が喧嘩の本質的な原因なのかもしれません。

わだかまりは心につかえた「感情のしこり」のようなもの で、一つひとつは小さくても積み重なると気持ちの切り替えが利きにくくなったり、イライラしやすくなったりする場合があります。過去の出来事を引き合いに喧嘩になってしまうことがある場合は、感情のわだかまりが喧嘩の原因かもしれません

2. 夫婦喧嘩が起こるタイミング

喧嘩は我慢や忍耐が足りないから起こるわけではありません。むしろ、呑(の)み込んできたわだかまりや、堪えてきた忍耐の限界が来たときに起こります。

そういった意味では、仕事の繁忙期などの気持ちにゆとりがなくなるタイミング は喧嘩のリスクが高まる時期といえそうです。また、きっかけが増えるという意味で、家族で過ごす年末年始や長期休暇も喧嘩が起こりやすいタイミング と言えます。

2-1. 夫婦喧嘩のよくあるきっかけ

喧嘩が始まるきっかけを掘り下げていくと、「思っていたのと違う」「期待した反応じゃない」といった、行き違いをきっかけに始まるケースが多いようです。家族での時間が多くなれば喧嘩の数が増えがちなのも、家事や育児のやり方などの行き違いが増えるからかもしれません。

2-2. 夫婦喧嘩の頻度はどのくらいが多い?

カウンセリングでの実感としては、2カ月に1回程度の頻度で大きな喧嘩を繰り返すうちに「喧嘩が増えてきたかも?」と危機感を覚えるケースが多いようです。

ただ、夫婦仲の良しあしと喧嘩の頻度は必ずしもリンクするわけではありません。むしろ、関係性が悪くなると喧嘩に割くエネルギーも無くなるため、まったく喧嘩をしないという夫婦もいます。

2-3. 仲直りまでの期間はどれくらい?

喧嘩の頻度と夫婦仲はリンクしなくても、夫婦仲の良さと仲直りに必要な期間には密接なつながりがある と感じています。良好な関係を保てている夫婦は、喧嘩の翌日、どんなにかかっても2、3日後には通常モードに戻れていることが多いようです。

もしもそれ以上かかるようなら、積み重なった「わだかまり」が仲直りを妨げている可能性があります。

2-4. 夫婦喧嘩が絶えない理由は?

「わだかまり」は、仲直りを妨げるだけでなく、喧嘩を繰り返す原因にもなります。「あなたはいつも……」と過去の出来事を引き合いに出してしまうときには、目の前の出来事に、積み重なった過去のわだかまりも映し出されている可能性があります。喧嘩を繰り返すほどわだかまりも積み重なるため、さらに次の喧嘩を引き起こす原因にもなってしまいます

3. 【男女別】喧嘩しているときの気持ち

喧嘩はしないに越したことはありませんが、良好な関係を保つため、ときには必要だという考え方もあります。

夫側、妻側それぞれの心理について、喧嘩に対する姿勢から掘り下げることで、喧嘩がエスカレートする原因も見えてきます。

3-1. 夫婦喧嘩の男性心理「感情的な衝突は避けたい」

「できるだけ喧嘩を回避したい」と考える男性は少なくないはずです。感情をぶつけるのもぶつけられるのも好きではないので、喧嘩になると「終わらせるため」に自室に籠ったり、家を出たり、いったん距離を取ろうとしたりする傾向があります。

3-2. 夫婦喧嘩の女性心理「とことん理解し合いたい」

より良い関係のためなら多少の衝突も厭(いと)わない。そのような考えの女性も多いのではないでしょうか。自分の気持ちをきちんと伝えて相手の気持ちも理解したい。そのため「納得できるまでは、とことん」と考える、そんな傾向があるようです。

感情的な衝突を避けたい夫と、とことん理解し合いたい妻。その姿勢の違いが「夫婦喧嘩」をより複雑にさせるのかもしれません。

4. 夫婦喧嘩でやってはいけないこと

より良い夫婦関係のために衝突を恐れないといっても、関係を壊してしまうような喧嘩は避けたいところです。良好な夫婦関係を保つためには、夫婦喧嘩でやってよいことと、いけないことの区別を理解しておくこと が欠かせません。

ここでは、夫婦喧嘩でやってはいけないこと5つについてそれぞれ説明します。

4-1. 原因ばかりに目を向ける

どうして喧嘩になってしまうのか?と、問題解決のための原因究明は欠かせません。しかし、夫婦喧嘩を正面から捉えてきちんと向き合うほど、原因探しにとらわれてしまう場合があります。

問題ばかりを見ていると、否定的な思考になりやすいため注意が必要 です。「原因は過去にあり、解決は未来にある」と言われますが、原因探しが目的になってしまい何のために話し合っているのかを見失わないよう、「ありたい未来の姿」に目を向けておくことが大切です。

4-2. 過去の問題を蒸し返す

心にわだかまりが残っていると、目の前の出来事に過去の問題を重ねて捉え、必要以上に相手を責めてしまいやすくなります。

その問題は今もあるのか?それとも今はもうないのか?と現状を冷静に見据えること。過去の問題にとらわれ過ぎて、今目の前にある関係を傷つけてしまわないように、すでに終わった「過去の出来事」とは距離を取って、持ち出しすぎないことも必要です。

4-3. 感情的になりすぎる

不満に感じることを伝え合うのは大切ですが、気持ちを伝えることと感情をぶつけることは違います 。ヒートアップしてしまった感情のコントロールは容易ではないと理解して、不用意に相手を傷つけないよう注意が必要です。

4-4. 否定的な言葉を使う

喧嘩になると、どんなに気を付けていても「なんで〜しないの?」「どうして〜するの?」と、相手の言動に対して否定的な言葉が出やすくなります。否定は相手の自尊心を傷つけ、ときに信頼の土台をも崩しかねません 。否定的な言葉を使ったコミュニケーションは避ける、そう意識しておくことが大切です。

4-5. 離婚を持ち出す

売り言葉に買い言葉のように、思わず出てしまう言葉というのがあります。「離婚」もそのひとつかもしれませんが、口にした側が考える以上に、言われた側はショックなものです。

たとえ本気でなくても、離婚について言及してしまうと、「離婚したいと言ったのは君からだ」と後々引き合いに出され、取り返しのつかない事態に発展することさえあるので注意が必要です。仮に本気で考えていたとしても、喧嘩の場面で感情的に持ち出すことは避けておきましょう

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5. 夫婦喧嘩で仲直りする方法

「悪いと思ったら謝る」「時間を置いてから話をする」など、喧嘩になってしまっても仲直りできる方法がわかっていれば、話しにくいことや不満に思うこともきちんと話し合って解決できます。夫婦喧嘩からリカバリーする方法を理解しておくことは、夫婦関係を良好に保つうえで欠かせないスキル といえます。

5-1. 先に謝る

わかっていても難しいのが「謝る」ことです。だからこそ、非を認めるからではなく「仲直りのための歩み寄り」として、先に謝ることも検討してみましょう

夫婦喧嘩では、どちらか一方に非があるわけでもないだけに、「あなたが先に謝るなら」と言いたくなることもあるでしょう。だからこそ、もし先に謝ることができれば、それはとても効果的な仲直りの方法となります。

5-2. 時間を置く

ネガティブな状態では仲直りの意欲も湧かないものです。そのような場合は、少し時間を置いてみるとよいでしょう。

夫婦喧嘩の直後は、自覚はなくてもネガティブな感情の影響を受けやすいものです。「もうやっていけない」とマイナス思考に支配されたり、「もう修復できないかも」と不安になったりすることもあります。そのようなときには、少し時間をおいて気持ちが整うのを待つことが大切です。

5-3. 相手の気持ちを想像する

少し落ち着いてきたら、相手の気持ちを想像してみることも大切です。喧嘩中は怒っているようにしか見えなかった表情の裏側に、どんな気持ちがあったのか?どうしてそんなに怒っていたのか?と想像してみます 。自分の立場からの視点を離れて相手の側から見直してみることで、喧嘩そのものの見え方も変わってくるかもしれません。

5-4. 気持ちを相手に伝える

相手の気持ちを想像できたら、次は今ある自分の気持ちを素直に伝えてみることをお勧めします。「喧嘩はイヤ」「わかってもらえなくて悲しい」など、感じている気持ちをそのまま言葉にして伝えることが大切です。

怒っているならその気持ちのまま伝えても構いませんが、ただ感情的になるのではなく、感情を言語化して伝えることを意識しましょう

5-5. ネガティブな感情は箱に入れておく

「仲直りをしたいと思うのにどうしても前向きな気持ちになれない」ということもあるかもしれません。そのようなときは、怒りや悲しみなどネガティブな感情を「箱にしまっておく」イメージで横に置きます。無いことにするのでも否定するのでもなく、ただ横に置いて「仲直りしたいからちょっと待っててね」といったふうに声をかけてみると、案外気持ちは静まってくれるものです。

6. 喧嘩の多い夫婦は離婚する?

喧嘩が多いからといって夫婦仲が悪いとは限りません 。とはいえ、喧嘩の頻度が多くなったり、インターバルが短くなったりするようであれば、そこには原因となる未解決の問題があるはずです。

また、喧嘩をしないからといって夫婦仲が良いとも言い切れません。問題があるにもかかわらず手をつけずに放置したり、適切な対策を打たなかったり、問題自体から目をそらしていたりするままでは、長期的にみて離婚のリスクは高まるでしょう。

6-1. 喧嘩が絶えない夫婦は別れるべき?

喧嘩が絶えないから別れるのではなく、その背景にある問題と「きちんと向き合えるか」が重要です。しかし、暴力・暴言が伴うケースはもちろんのこと、子どもの前でも激しい喧嘩を止められない、繰り返してしまう……など離れることも考えなければならないケースはあります

また、話し合いやカウンセリングなど、問題解決のための取り組みに耳を貸してくれない、積極的ではない、という場合にも注意が必要です。この場合はすぐに別れを選択するほどではないものの、離婚も選択肢にあげたうえで、夫婦の在り方から見つめ直す必要があるかもしれません。

7. 喧嘩を減らし夫婦円満に過ごす秘訣

喧嘩になっても傷つけ合わず、不満も溜め込まない。そのような関わり方を見つけていくことが、夫婦円満に過ごすためには必要です。

衝突しそうな話題に触れず、期待をせず、最小限のコミュニケーションに限定すれば、おのずと夫婦喧嘩は減るはずです。お互いに干渉し過ぎないようにすることも夫婦円満に過ごす秘訣かもしれません。しかし、それではなんだか寂しいと感じるようであれば、下記で挙げる円満の秘訣を心がけてみてください。

7-1. 肯定的なコミュニケーションを心がける

肯定的なコミュニケーションは夫婦円満に欠かせない関わり方の基本です。感謝を伝える、承認するなど、相手の存在を認める働きかけは夫婦関係に良好な影響を与えます 。「感謝を伝えるのはなんだか気まずい」「抵抗がある」というときには、まずは「おはよう」「おかえり」「お疲れ様」など、挨拶から始めても大丈夫です。

7-2. 「違い」を理解する

相手と「違う」ことは悪いことではありませんが、生活を共にする夫婦関係において「違い」は摩擦やストレスを生むきっかけになりがちです。「なんで?」「どうして?」と否定的な気持ちになるときには、違いを受け入れることはできなくとも、理解してみようという努力が大切 になります。

7-3. 俯瞰してみる

うまくいかないことが続くと、問題にばかりに焦点が合いやすくなるものです。相手の嫌なところが目について「この先もこの人と一緒にいるのか」と、暗い気持ちになることもあるかもしれません。

そのようなときには、絞り過ぎた焦点を少し緩めて俯瞰的に見ることも必要です。「問題もあるけど、案外うまくいってるところもある」。そんなふうに感じられるかもしれません。

8. 仲直りできないときの対処法

なかなか仲直りできないときでも、いくつか対処法があります。ただ、夫婦といえど別々の個人です。喧嘩を減らすのも、仲直りするのも、どちらか一方だけの努力では届かないところがあります。気持ちや考えに影響を与える働きかけはできても、相手そのものを変えることはできないからです。

努力をしても関係が改善しないときは、あらためてふたりの関係を見直す必要があるのかもしれません。

8-1. 焦らずに様子を見る

長く良くない状況が続いていると、早く決着を着けたい衝動から「もう別れた方が良いのでは」と考えてしまいやすいものです。しかし、人生に関わる重要なことを、気持ちの不安定な状態で決めることは避けるべき です。

そのようなときは、焦らずに気持ちを整えてから考えてみましょう。ゆっくり自分の時間を過ごしたりお互いに少し距離を置いてみたりして問題から離れてみることも、ときには大切です。

8-2. カウンセラーに相談する

行き詰まった対話の橋渡しには夫婦カウンセリングが有効です。調停的な話し合いのサポートだけでなく、「理解できない価値観の違い」や「積み重なった感情のわだかまり」など、根深く横たわる夫婦間の問題を分解かつ整理し、正常なコミュニケーションに戻すための専門的なアプローチを受けられます 。なお、不倫や浮気などの「傷つき」をケアできる、心理セラピーを取り入れているカウンセリングもあります。

8-3. 離れる勇気を持つ

できることなら離婚は避けたい……そう考えるのは自然なことです。しかし、どんなに努力をしても変わらないこと、変えられないことも、残念ながらあるものです。別れない理由を探せばいくらでも出てくるからこそ、ときには離れる勇気を持つことも大切 です。また、暴力が伴うようなケースでは、離れることで自分も相手も守ることにつながります。

離婚に向けて進む場合、経済的なことや面会交流など押さえておくべきポイントも多いため、弁護士やカウンセラーなど第三者の支援を受ける ことも検討してください。

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9. 夫婦喧嘩にまつわるよくある質問

Q. 夫婦喧嘩をしない夫婦はどんな夫婦?
夫婦喧嘩をしない、というとうらやましく聞こえることもあるかもしれませんが、すべての夫婦喧嘩が悪いわけではありません。喧嘩になってもリカバリーが早く、関係を壊さない喧嘩ができる夫婦はむしろ、前提として「相手を尊重する気持ち」があるのかもしれません。また普段からよくコミュニケーションが取れている夫婦は、喧嘩になっても感情的にヒートアップしにくい傾向があるようです。
Q. 夫婦の倦怠期(けんたいき)っていつごろやってくる?
恋愛でよく見られる倦怠期ですが、夫婦間では恋人期間ほどわかりやすくはありません。相手の嫌なところが目立つ時期という意味では、価値観の違いが表面化しやすい挙式、ハネムーン、出産などの重要なライフイベント後、精神的に負担の大きい不妊治療を経た後、などが挙げられます。そういった観点からいうと、多くのイベントが重なる産後の育児期はもっともリスクの高い時期と言えるかもしれません。
Q. 夫婦喧嘩に警察は介入してくれる?
身体的暴力が伴うケースはもちろんですが、暴言など精神的に相手を追い詰めるような行為にも警察の介入はあります。ただし、前提として喧嘩の仲裁に入るわけではない点に注意が必要です。程度が重いと判断されるケースや、繰り返し起こる場合には逮捕を含む強制的な措置が実行されることもあります。また、子どもを前にした激しい喧嘩は面前DVと判断され、児童相談所に通報される可能性があります。
Q. 夫婦喧嘩ばかりでお互い無視……もう疲れたからって喧嘩を理由に離婚できる?
双方の合意がなく裁判で離婚を争う場合、客観的に「婚姻関係の継続が困難」と認められるかどうかが争点となります。裁判となると、喧嘩の原因に不貞などの明らかな問題がある場合を除き、夫婦喧嘩や不仲だけでは妥当な理由と判断されるのは難しいかもしれません。 ただ、喧嘩の背景や問題の積み重なりは夫婦それぞれで異なります。夫婦でいることが辛く、将来に明るい展望が持てないときには、離婚事件に詳しい弁護士や、夫婦関係を得意とするカウンセラーなど専門家のサポートを受けることも検討してください。

10. まとめ 夫婦喧嘩の原因やタイミングを省みることで、円満に過ごす秘訣を見つけよう

夫婦喧嘩といっても、その背景にある問題もスタイルもさまざまです。また喧嘩が必ずしも悪いわけでもありません。ただし、喧嘩は夫婦関係の土台となる信頼を傷つけてしまう場合があるため注意が必要です。

一方、「コミュニケーションの行き違い」「価値観の違い」「感情のわだかまり」など、複雑に絡み合った喧嘩の原因を見直して適切なアプローチ方法を見つけることができれば、傷つけ合わずにお互いの理解を深めることや、親密さを取り戻すことさえもできる かもしれせん。

まずはどんなときに喧嘩になりやすいのか?喧嘩になるとどんな態度をとってしまいやすいのか?など、夫婦喧嘩を通してお互いを理解することが大切 です。そのことが、より良い夫婦の関係を築くことにつながるのではないでしょうか。

(記事は2025年2月1日時点の情報に基づいています)

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