北海道函館市の離婚問題に強い弁護士事務所 一覧です。各地域で問題別に強い弁護士事務所を一覧で見ることが出来ます。離婚トラブルやお悩みを抱えている方は一度近隣の弁護士に相談してみましょう。
札幌市営地下鉄「西11丁目駅」徒歩2分、札幌市電「中央区役所前駅」徒歩3分
〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西12丁目4番 あいおいニッセイ同和損保札幌大通ビル4階
JR「札幌駅」徒歩5分 /札幌市地下鉄「北12条駅」から徒歩4分
〒001-0010 北海道札幌市北区北十条西3-23-1 THE PEAK SAPPORO 1階
離婚を考える際、スムーズに話し合いが進み、夫婦がお互いに納得できる条件で離婚ができれば、必ずしも弁護士に依頼する必要はありません。しかし、相手と話ができない・しづらい場合や財産分与や養育費などの条件が折り合わない場合は、弁護士を頼ると法的知識に基づいた交渉を冷静に進めることができ、離婚成立までの時間の短縮や、精神的負担の軽減につながりやすくなります。函館市にも離婚に強い弁護士事務所や離婚の相談ができる法律相談窓口が多数存在します。弁護士事務所は初回無料で相談できるところもありますので、まずは自分に合った相談先を見つけましょう。
函館市は渡島半島の南東部にある市で、2025年8月末日時点の人口は234,521人(男性106,815人・女性127,706人)となっています。市内には東北・北海道新幹線が通っているほか、東京や大阪、名古屋などへの直行便がある函館空港もあり、全国への移動がスムーズです。観光や出張など、さまざまな目的で多くの人の生活を支えています。
市のシンボルでもある函館山は特に人気の観光スポットで、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三ツ星を獲得した夜景を一望できます。また、西部地区には、歴史的建造物である「旧函館区公会堂」や「カトリック元町教会」などがあり、異国情緒が漂っています。このように函館市は交通利便性が高く、観光面で北海道の中核を担っている一方、市内には「恵山道立自然公園」や「市民の森」など自然豊かな場所が充実しており、家族連れにも人気の都市となっています。
2025年8月末日時点、函館市の総人口234,521人のうち0~14歳の人口が19,845人、15~64歳までが126,951人、65歳以上が87,725人となっており、高齢化率は37.4%でした。
離婚を考えている若いファミリー世代の場合、持ち家の住宅ローンなどの財産分与や未成年の子どもの親権、養育費の問題でトラブルが起こる可能性があります。トラブルが深刻化するようであればまずは弁護士に相談することをおすすめします。函館市では函館駅周辺を中心に弁護士事務所が点在しており、離婚の相談に応じている事務所も多数あります。また、日常的に車や電車を利用している人は、少しエリアを広げて事務所探しをしてみてもよいでしょう。離婚は非常にプライベートな問題であり、自分とフィーリングがあう弁護士を選ぶことが大切です。初回は無料相談に応じている事務所もありますので、比較検討して自分が安心して任せられる事務所を選びましょう。
函館市で弁護士に離婚問題や離婚手続きの相談をしたい場合、弁護士事務所だけでなく、弁護士会の法律相談センターや法テラスを利用して相談することもできます。法テラスの利用には所得による制限などがあるため、利用の際はウェブサイトで確認し、事前に問い合わせをしておくといいでしょう。
函館弁護士会が運営する「函館法律相談センター」では、離婚に関する相談を受け付けています。相談日時は月・木曜日の13時から16時で、毎月第2・4水曜日には17時30分から19時30分までの夜間相談も実施しています。相談は有料で、予約制です。まずはこうした窓口を利用してみるのもよいでしょう。
名称 | 所在地 | 連絡先 | 料金 |
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函館法律相談センター | 北海道函館市上新川町1-3 | 0138-41-0232 | 相談料金5,000円/ 30分(税込) |
法テラス(日本司法支援センター)は国によって設立された法的トラブルに悩む人のための総合案内所です。借金などの金銭トラブル、相続・成年後見、労働問題や離婚・DV、賃貸借契約などあらゆる法的な相談に対応し、適切な相談窓口を案内してくれます。また経済的に余裕のない方は、法テラスの無料法律相談や弁護士費用の立て替え制度を利用することができます。利用には収入等の条件がありますので詳細はウェブサイトでご確認ください。
また法テラスにはサポートダイヤルがあり、オペレーターがお悩みの法的トラブルに対し適切な情報や自治体など公的機関の各種相談窓口を紹介してくれます。利用件数は令和7年8月末の段階で600万件を突破しています。離婚に向けて何をしたらいいのか分からない、という方はまずはオペレーターに相談してみるといいでしょう。
名称 | 電話 | 営業時間 |
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法テラスサポートダイヤル | 0570-078374 | 平日9時~21時、土曜日9時~17時(祝日・年末年始を除く) |
名称 | 所在地 | 連絡先 |
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法テラス函館 | 北海道函館市若松町6-7 ステーションプラザ函館5階 | 0570-078390 |
函館市では、弁護士による法律相談で離婚問題に関する相談を受け付けています。相談場所は函館市役所本庁舎と亀田支所の2カ所で、相談日時はそれぞれ異なります。予約制ですので、あらかじめ函館市のウェブサイトで詳細を確認の上、電話もしくは来庁にて申し込みましょう。
名称 | 所在地 | 連絡先 |
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法律相談(函館市役所本庁舎) | 北海道函館市東雲町4-13 | 0138-21-3136 |
法律相談(亀田支所) | 北海道函館市美原1丁目26-8 | 0138-45-5581 |
離婚手続きを進める際には、まず離婚に関する条件を双方で話し合う必要があります。お互いに合意できたら「離婚協議書」を作成します。離婚協議書には話し合って決めた内容を記載し、さらに公証役場で公正証書化しておくと安心です。その後「離婚届」を役所に提出すれば離婚が成立します。また離婚の話し合いがまとまらず協議離婚が不成立となった場合には、裁判所が関与する裁判離婚へと進みます。
家庭裁判所は離婚調停、離婚に関わる審判や裁判に対応しています。函館市には函館家庭裁判所があります。「配偶者と離婚の条件が折り合わない」「相手が離婚したがらず話に応じてもらえない」など夫婦間で話し合っても解決が得られない場合には、まずは家庭裁判所に調停を申し立てることになります。調停申立ての窓口は「受付・手続総合案内センター」で、申立手数料として収入印紙1,200円と申立書、3カ月以内に発行された夫婦の戸籍謄本(全部事項証明書)などが必要です。詳細についてはウェブサイトで確認してみるといいでしょう。
名称 | 所在地 | 連絡先 | アクセス |
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函館家庭裁判所 | 北海道函館市上新川町1-8 | 0138-38-2350 | 函館バス「千歳町停留所」または「昭和橋停留所」より徒歩5分 |
参考:函館家庭裁判所
役場では「離婚届」のほか「離婚の際に称していた氏を称する届」「入籍届」「住民票の世帯分離」といった届出や、国民年金や児童手当などの手続きを受け付けています。「離婚届」を提出したことにより派生するさまざま手続きも忘れずにおこないましょう。函館市で離婚届を受け付けているのは、函館市役所の市民部と市内の各支所です。受付時間は平日8時45分から17時30分ですが、時間外には市役所本庁舎の夜間休日窓口(当直室)で届出書の預かり業務を行っています。当直室で預かった離婚届は、後日、開庁時に職員が内容を確認します。
名称 | 所在地 | 連絡先 | アクセス |
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函館市役所 | 北海道函館市東雲町4-13 | 0138-21-3111 | 函館バス「市役所前停留所」より徒歩約2分 |
湯川支所 | 北海道函館市湯川町2丁目40-13 | 0138-57-6161 | 函館バス「湯川中学校前停留所」より徒歩約4分 |
銭亀沢支所 | 北海道函館市銭亀町124 | 0138-58-2111 | 函館バス「銭亀支所前停留所」より徒歩約2分 |
亀田支所 | 北海道函館市美原1丁目26-8 | 0138-45-5581 | 函館バス「亀田支所前停留所」より徒歩約2分 |
戸井支所 | 北海道函館市館町3-1 | 0138-82-2111 | 函館バス「戸井支所前停留所」より徒歩1分 |
恵山支所 | 北海道函館市日ノ浜町127 | 0138-85-2331 | 函館バス「恵山支所前停留所」より徒歩約2分 |
椴法華支所 | 北海道函館市新浜町156-1 | 0138-86-2111 | 函館バス「椴法華支所前停留所」より徒歩約2分 |
南茅部支所 | 北海道函館市川汲町1520 | 0138-25-5111 | 函館バス「南茅部支所前停留所」より徒歩約1分 |
参考:函館市
夫婦間で離婚に関する条件に合意を得たら、離婚協議書を作成します。離婚協議書の内容は公証役場で公正証書にしておくと、後々のトラブルを回避できるため安心です。離婚が成立した後に、パートナーが養育費や財産分与などの支払いを怠った際には支払いの強制執行を行使して、財産や給料などの差し押さえをすることができます。
名称 | 所在地 | 連絡先 | アクセス |
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函館公証人合同役場 | 北海道函館市若松町15-7-51 函館北洋ビル5階 | 0138-22-5661 | JR「函館駅」より徒歩約1分 |
参考:函館公証人合同役場
「性格の不一致」や「異性関係」とともに離婚原因の上位を占めるのが配偶者からの暴力(DV)や精神的虐待です。
北海道には20カ所以上の配偶者暴力相談支援センターや関連施設があり、2023年度には3,000件近くの悩みが寄せられました。函館市には「函館市配偶者暴力相談支援センター」があり、函館市役所本庁と亀田支所の2カ所で相談に応じています。相談・関連機関の紹介や、緊急の保護などの支援もおこなっています。
名称 | 連絡先 |
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函館市配偶者暴力相談支援センター(函館市役所本庁) | 0138-21-3010 |
函館市配偶者暴力相談支援センター(亀田支所) | 0138-86-7100 |
人口動態調査によると、函館市の婚姻件数は2019年(令和元年)~2023年度(令和5年)の5年間にかけて1,098組、929組、907組、823組、734組と推移しており、また離婚件数は495組、431組、408組、378組、376組と推移しています。特殊離婚率(年間の離婚件数を婚姻件数で割った値)は45.0%、46.3%、44.9%、45.9%、51.2%と「3組に1組は離婚する」と言われる時代のさらに上をいく数値となっています。婚姻件数が減少している要因として、2019年頃に感染が拡大したコロナウイルスの影響もあったと考えられます。2023年5月8日に新型コロナウイルス感染症が「5類感染症」となり人と接触する機会が増えたものの、晩婚化やライフスタイルの多様化などにより、婚姻件数は鈍い回復ぶりとなることが予想されます。
年 | 婚姻件数 | 離婚件数 | 特殊離婚率 |
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2019年(令和元年) | 1,098組 | 495組 | 45.0% |
2020年(令和2年) | 929組 | 431組 | 46.3% |
2021年(令和3年) | 907組 | 408組 | 44.9% |
2022年(令和4年) | 823組 | 378組 | 45.9% |
2023年(令和5年) | 734組 | 376組 | 51.2% |
※本テキストは2025年8月の情報に基づいています