離婚問題に強い弁護士を探す
朝日新聞社運営の離婚情報ポータルサイト

千葉県市川市の財産分与に強い弁護士事務所 一覧

千葉県市川市の財産分与に強い弁護士事務所 一覧です。各地域で問題別に強い弁護士事務所を一覧で見ることが出来ます。離婚トラブルやお悩みを抱えている方は一度近隣の弁護士に相談してみましょう。

千葉県市川市所在・近隣の弁護士事務所

誠法律事務所

北松戸ファミリオ法律事務所

たま法律事務所

原田綜合法律事務所

市川市で財産分与を弁護士に相談する

離婚を考える際、スムーズに話し合いが進み、夫婦がお互いに納得できる条件で離婚ができれば、必ずしも弁護士に依頼する必要はありません。しかし、相手と話ができない・しづらい場合や財産分与や養育費などの条件が折り合わない場合は、弁護士を頼ると法的知識に基づいた交渉を冷静に進めることができ、離婚成立までの時間の短縮や、精神的負担の軽減につながりやすくなります。市川市にも離婚に強い弁護士事務所や離婚の相談ができる法律相談窓口が多数存在します。弁護士事務所は初回無料で相談できるところもありますので、まずは自分に合った相談先を見つけましょう。

市川市の特徴と離婚の相談ができる弁護士事務所

市川市は千葉県の西部にある市で、2025年4月30日現在の人口は496,650人(男性250,765人・女性245,885人)となっています。江戸川を隔てて東京都に隣接している市川市は、JR総武線・京葉線、武蔵野線、都営新宿線など、複数の鉄道路線が通っています。都心まで20㎞圏内とアクセスがよく、都心のベッドタウンとして発展しています。

市川駅や本八幡駅の周辺では再開発も進んでおり、商業施設や飲食店、オフィスビルなどが集積しています。また市川市は文教都市としての一面もあり、私立の幼稚園や小・中・高等学校、大学などが多いため、子育て世帯や一人暮らしの大学生からも人気のあるまちです。さらに、市内には江戸川沿いの整備された河川敷や、桜まつりやバラ園で知られる里見公園、市川市動植物園に隣接する大町公園自然観察園など、豊かな自然も多く、都市と自然が調和した住みやすい環境が整っています。

2025年4月30現在、市川市の総人口496,650人のうち0~14歳の人口が54,704人、15~64歳までが335,345人、65歳以上が106,601となっており、高齢化率は21.5%でした。

離婚を考えている若いファミリー世代の場合、持ち家の住宅ローンなどの財産分与や未成年の子どもの親権、養育費の問題でトラブルが起こる可能性があります。トラブルが深刻化するようであればまずは弁護士に相談することをおすすめします。市川市では市川駅や本八幡駅の周辺に弁護士事務所が集まっており、離婚の相談に応じている事務所も多数あります。またその交通の利便性から、近隣都市にもアクセスしやすいため、少しエリアを広げて事務所探しをしてみてもよいでしょう。離婚は非常にプライベートな問題であり、自分とフィーリングがあう弁護士を選ぶことが大切です。初回は無料相談に応じている事務所もありますので、比較検討して自分が安心して任せられる事務所を選びましょう。

市川市の離婚の弁護士相談窓口

市川市で弁護士に離婚問題や離婚手続きの相談をしたい場合、弁護士事務所だけでなく、弁護士会の法律相談センターや法テラスを利用して相談することもできます。法テラスの利用には所得による制限などがあるため、利用の際はウェブサイトで確認し、事前に問い合わせをしておくといいでしょう。

市川市の法律相談センター

千葉県弁護士会が運営する「法律相談センター」では離婚に関する相談を受け付けています。市川市には「市川浦安法律相談センター」があり、平日の13時30分から16時30分、土曜日の9時30分から12時30分まで相談に応じています。まずはこうした窓口を利用するのもひとつの方法です。

名称

所在地

連絡先

料金

市川浦安法律相談センター

千葉県市川市行徳駅前1丁目27-10 高田ビル202号室

047-396-6884

相談料金2,000円(税込)/ 1コマ30分 2コマまで予約可能

市川市の法テラス

法テラス(日本司法支援センター)は国によって設立された法的トラブルに悩む人のための総合案内所です。借金などの金銭トラブル、相続・成年後見、労働問題や離婚・DV、賃貸借契約などあらゆる法的な相談に対応し、適切な相談窓口を案内してくれます。また経済的に余裕のない方は、法テラスの無料法律相談や弁護士費用の立て替え制度を利用することができます。利用には収入等の条件がありますので詳細はウェブサイトでご確認ください。

また法テラスにはサポートダイヤルがあり、オペレーターがお悩みの法的トラブルに対し適切な情報や自治体など公的機関の各種相談窓口を紹介してくれます。利用件数は令和6年3月末の段階で600万件を突破しています。離婚に向けて何をしたらいいのか分からない、という方はまずはオペレーターに相談してみるといいでしょう。

名称

電話

営業時間

法テラスサポートダイヤル

0570-078374

平日9時~21時、土曜日9時~17時(祝日・年末年始を除く)

名称

所在地

連絡先

法テラス千葉

千葉県千葉市中央区中央4-5-1 Qiball(きぼーる)2階

0570-078315

市川市のひとり親家庭を対象とした相談窓口

市川市では、養育費など離婚前後に発生する問題について、女性弁護士による無料法律相談を実施しています。予約制で、相談時間は1回50分程度です。あらかじめ市川市のウェブサイトで詳細を確認の上、利用を申し込みましょう。

名称

所在地

連絡先

市川市 弁護士による無料法律相談

千葉県市川市八幡1丁目1-1 市川市役所第一庁舎2階 相談室

047-712-8539

市川市で離婚の手続きを進めるには

離婚手続きを進める際には、まず離婚に関する条件を双方で話し合う必要があります。お互いに合意できたら「離婚協議書」を作成します。離婚協議書には話し合って決めた内容を記載し、さらに公証役場で公正証書化しておくと安心です。その後「離婚届」を役所に提出すれば離婚が成立します。また離婚の話し合いがまとまらず協議離婚が不成立となった場合には、裁判所が関与する裁判離婚へと進みます。

市川市を管轄する家庭裁判所

家庭裁判所は離婚調停、離婚に関わる審判や裁判に対応しています。市川市には千葉家庭裁判所市川出張所があります。「配偶者と離婚の条件が折り合わない」「相手が離婚したがらず話に応じてもらえない」など夫婦間で話し合っても解決が得られない場合には、まずは家庭裁判所に調停を申し立てることになります。調停申立ての窓口は「受付・審判係」で、申立手数料として収入印紙1,200円と申立書、3カ月以内に発行された夫婦の戸籍謄本(全部事項証明書)などが必要です。詳細についてはウェブサイトで確認してみるといいでしょう。

名称

所在地

連絡先

アクセス

千葉家庭裁判所 市川出張所

千葉県市川市鬼高2-20-20

047-336-3002(受付・審判係)

JR「下総中山駅」より徒歩13分

市川市の行政の窓口

役場では「離婚届」のほか「離婚の際に称していた氏を称する届」「入籍届」「住民票の世帯分離」といった届出や、国民年金や児童手当などの手続きを受け付けています。「離婚届」を提出したことにより派生するさまざま手続きも忘れずにおこないましょう。市川市で離婚届を受け付けているのは、市役所第1庁舎市民課、大柏出張所、行徳支所市民課、南行徳市民センターです。受付時間や必要書類などは、市川市のウェブサイトで確認できます。

名称

所在地

連絡先

アクセス

市川市役所

千葉県市川市八幡1丁目1-1

047-334-1111(代表)

JR「本八幡駅」北口より徒歩約10分

大柏出張所

千葉県市川市南大野2-3-19

047-339-3111(代表)

JR「市川大野駅」より徒歩15分

行徳支所

千葉県市川市末広1-1-31

047-359-1116 / 047-359-1117(市民課)

東京メトロ「行徳駅」より徒歩7分

南行徳市民センター

千葉県市川市南行徳1丁目21-1

047-359-7891(市民窓口担当)

東京メトロ「南行徳駅」より1分

市川市の公証役場

夫婦間で離婚に関する条件に合意を得たら、離婚協議書を作成します。離婚協議書の内容は公証役場で公正証書にしておくと、後々のトラブルを回避できるため安心です。離婚が成立した後に、パートナーが養育費や財産分与などの支払いを怠った際には支払いの強制執行を行使して、財産や給料などの差し押さえをすることができます。

名称

所在地

連絡先

アクセス

市川公証人合同役場

千葉県市川市八幡3-8-18 メゾン本八幡ビル205

047-321-0665

JR「本八幡駅」より徒歩5分

市川市における配偶者からの暴力全般に関する相談先

「性格の不一致」や「異性関係」とともに離婚原因の上位を占めるのが配偶者からの暴力(DV)や精神的虐待です。

千葉県には20カ所の配偶者暴力相談支援センターや関連施設があり、2023年度には各センターに約470件もの悩みが寄せられました。市川市の「男女共同参画センター相談室」では、女性相談員が女性のDV相談に応じています。相談は無料です。

名称

連絡先

市川市男女共同参画センター相談室

047-323-1777

市川市における近年の婚姻・離婚の件数

千葉県の人口動態統計によると、市川市の婚姻件数は2019年(令和元年)~2023年度(令和5年)の5年間にかけて4,157組、3,549組、3,536組、3,740組、3,465組と推移しており、また離婚件数は1,050組、909組、896組、901組、990組と推移しています。特殊離婚率(年間の離婚件数を婚姻件数で割った値)は25.2%、25.6%、25.3%、24.0%、28.5%とおおむね「3組に1組は離婚する」と言われる時代を反映する数値となっているものの、千葉県の令和5年度の特殊離婚率39.3%(婚姻件数23,251組、離婚件数9,151組)よりはやや低めになっています。また2020年から婚姻件数の減少が顕著に見られましたが、これはコロナ禍の影響もあったと考えられます。令和5年5月8日に新型コロナウイルス感染症が「5類感染症」となり人と接触する機会が増えたものの、結婚適齢期の人口が減っていることもあり、婚姻件数は今後も減少する可能性があります。

婚姻件数

離婚件数

特殊離婚率

2019年(令和元年)

4,157組

1,050組

25.2%

2020年(令和2年)

3,549組

909組

25.6%

2021年(令和3年)

3,536組

896組

25.3%

2022年(令和4年)

3,740組

901組

24.0%

2023年(令和5年)

3,465組

990組

28.5%

※本テキストは2025年6月の情報に基づいています

朝日新聞社が運営する「離婚のカタチ」は、離婚の悩みに寄り添うポータルサイトです。
「踏み出す一歩 未来の選択」をコンセプトに、 離婚で悩む人を一人でも減らしたい。
そんな思いで弁護士やカウンセラーら離婚問題に取り組む専門家が集まりました。
離婚の手続きについての正確な情報と、離婚の悩みの解決に取り組む弁護士を検索できるサービスであなたをサポートします。
新しい未来に向けて一歩踏み出してみませんか。