神奈川県伊勢原市の財産分与に強い弁護士事務所 一覧です。各地域で問題別に強い弁護士事務所を一覧で見ることが出来ます。離婚トラブルやお悩みを抱えている方は一度近隣の弁護士に相談してみましょう。
事務所は、JR東京駅から徒歩約3分、銀座線日本橋駅から徒歩約2分、東西線大手町駅から徒歩約2分という便利な立地に位置しています。離婚問題に詳しい弁護士が在籍し、依頼者様の利益を優先に考えた弁護を提供しています。 営業時間は平日の午前9時から午後9時まで、事前のご予約で土日祝日のご相談にも対応可能です。初回相談無料の料金設定が特徴で、依頼者様の生活を見据えた納得のいく解決方法をご提案します。 〈ネク ...続きを読む
離婚を検討する際、トラブルなく話し合いが進み、お互いに納得できる条件がスムーズに見つかれば、必ずしも弁護士へ相談する必要はありません。しかし、相手との話し合いがしづらい・できない場合、財産分与や養育費などの条件でもめている場合は、弁護士を頼ることによって法的知識に基づいた交渉を落ち着いて進めることができ、離婚成立までの時間の短縮や精神的負担の軽減につながりやすくなります。伊勢原市にも離婚に強い弁護士事務所や離婚相談を受け付けている法律相談窓口が多数存在します。弁護士事務所は初回無料相談を行っているところもありますので、まずは自分に合う相談先を探してみましょう。
伊勢原市は神奈川県のほぼ中央、東京からは約50キロメートルの場所にあります。住民基本台帳をもとにした2025年2月1日の人口は99,687人(男性50,625人・女性49,062人)となっています。伊勢原駅には小田急小田原線が乗り入れており、快速急行もしくは急行を利用すれば新宿から乗り換えなしで約60分です。
小田急小田原線「伊勢原駅」周辺は、「小田急マルシェ伊勢原」などの商業施設やスーパー、ホテルやマンション、飲食店などが立ち並び、多くの人々が行きかっています。伊勢原市は総面積のうち山林原野がおよそ1/3を占め、北西にそびえる標高1,252mの「大山」は「丹沢大山国定公園」の一角を成しています。伊勢原市のシンボルともいえるこの大山は古くから信仰の山として崇められ、また江戸時代には手形の不要な小旅行として「大山詣り」が大流行し、江戸の人口が約100万人の頃に年間20万人もの参拝者が訪れるほどでした。巨大な木太刀を江戸から担いできた鳶などの職人たちが、滝で身を清めてから奉納と山頂を目指す庶民参拝である「大山詣り」は、そのストーリー性により、2016年に日本遺産に認定されました。伊勢原駅から車で20分ほどのところには、日本三薬師のひとつである「日向薬師」があります。かつて「日向山霊山寺」といわれ、716年に行基によって開創されたと言われるこの寺には、阿弥陀如来像など合計25点の国の重要文化財が保存されています。また樹齢800年ともいわれる境内の幡かけ杉は、県の重要文化財に指定されています。伊勢原駅から車で10分程度の場所にある渋田川河畔は、芝桜の名所としても知られています。水辺から4mほどの斜面に赤、白、ピンクの芝桜が咲き乱れる景色は、「かながわの花の名所100選」にも選定されています。このように伊勢原市は、都心からのアクセスの良さからベッドタウンとして発展しながらも、自然や歴史の魅力あふれるエリアでもあります。
令和7年2月1日現在の住民基本台帳による人口調査によると、伊勢原市では市の人口99,687人のうち0~19歳の人口が15,070人、 20~64歳までが57,694人と65歳以上の人口26,923人を大きく上回る数値となっています。また、高齢化率は27.0%と、全国平均である29%よりもわずかに低い結果です。
若い世代が離婚を検討するときにトラブルになりがちなのが、未成年の子どもの親権や養育費、住宅ローンなどの財産分与に関してです。事態が収拾しないようであれば、弁護士に相談してみることをおすすめします。伊勢原市は「伊勢原駅」周辺に弁護士事務所があり、なかには離婚問題の実績がある事務所もあります。またその交通の利便性から、少しエリアを広げ、横浜や新宿などで事務所探しをしてみてもいいでしょう。離婚はプライバシーに深くかかわる問題であることから、信頼できる弁護士を選ぶことが大切です。初回は無料で対応してくれる事務所もありますので、見積りを取ったり比較検討したりして、自分と合う事務所を選びましょう。
伊勢原市で離婚問題や離婚の手続きについて弁護士に相談する場合、弁護士事務所に加えて、弁護士会が運営する法律相談センターや法テラスもあります。法テラスの利用には資産や所得に一定の水準などがあるため、利用の際は事前に詳細を問い合わせておくといいでしょう。
神奈川県弁護士会が運営する「法律相談センター」では、離婚に関する相談を事前予約制で受け付けています。市内にはセンターはありませんが、伊勢原市にお住まいの方は海老名や小田原の窓口が利用しやすいでしょう。離婚など家庭における法律問題に特化した「家庭の法律相談」は、「海老名法律相談センター」では毎週火曜日10:15~12:30と毎週木曜日13:45~16:45に、「小田原法律相談センター」では毎週火曜日の9:50~12:50に実施されています。最初の一歩として、まずはこのような窓口を利用するのもひとつの方法です。
名称 | 所在地 | 連絡先 | 料金 |
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海老名法律相談センター | 神奈川県海老名市めぐみ町6-2 海老名市商工会館2階 | 046-236-5110 | 相談料金5,000円(税込)/ 45分以内 |
小田原法律相談センター | 神奈川県小田原市本町1-4-7 朝日生命小田原ビル1階 | 0465-24-0017 | 相談料金5,000円(税込)/ 45分以内 |
参考:海老名法律相談センター
参考:海老名法律相談センター
法テラス(日本司法支援センター)は、法的トラブルに悩む人が解決へ向けて専門家にアクセスしやすくなることを目的に、国によって設立された公的機関です。借金などの金銭トラブル、離婚・DVや相続・成年後見、労働問題、賃貸借契約などあらゆる法的相談に対応し、適切な相談窓口を案内してくれます。また経済的に困難を抱える方は、法テラスの無料法律相談や弁護士費用の立て替え制度を利用することができます。利用には資産や所得面での条件があるため、詳細は法テラスのホームページなどでご確認ください。
また、法テラスにはサポートダイヤルもあります。電話をすると、オペレーターが現在抱えている法的トラブルに対し、自治体など公的機関の各種相談窓口の紹介や適切な情報の提供をしてくれます。令和6年3月末の段階で、利用件数は600万件を突破しました。離婚に向けて何から始めていいのかわからないという方は、まずは法テラスに相談してみるといいでしょう。
名称 | 電話 | 営業時間 |
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法テラスサポートダイヤル | 0570-078374 | 平日9:00~21:00、土曜日9:00~17:00(祝日・年末年始を除く) |
名称 | 所在地 | 連絡先 |
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法テラス神奈川 | 神奈川県横浜市中区山下町2 産業貿易センタービル10階 | 0570-078308 |
法テラス川崎 | 神奈川県川崎市川崎区駅前本町11-1パシフィックマークス川崎ビル10階 | 0570-078309 |
法テラス小田原 | 神奈川県小田原市本町1-4-7朝日生命小田原ビル5階 | 0570-078311 |
神奈川県にある「神奈川県母子家庭等就業・自立支援センター」では、離婚や養育費に関する困りごとや離婚後の就業支援に関する講習会、離婚前相談を行っています。また伊勢原市では、母子・父子自立支援員による「母子父子福祉相談」を実施しています。対象者や申し込み方法はウェブサイトなどで確認の上、利用するか検討してみましょう。
名称 | 所在地 | 連絡先 |
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神奈川県母子家庭等就業・自立支援センター | 神奈川県藤沢市朝日町9-4 朝日ビル2階203 | 0466-90-3601 |
伊勢原市 母子父子福祉相談 | 神奈川県伊勢原市田中348番地 | 0463-94-4633(子ども部 子育て支援課 子育て支援係) |
離婚の手続きを進めるには、まず夫婦で離婚に関する条件について話し合う必要があります。お互いに合意できたら、次に「離婚協議書」の作成をします。離婚協議書には話し合って決めた条件を記載し、公証役場において公正証書化しておくと安心です。その後「離婚届」を市町村役場に提出することにより離婚が成立します。もし離婚の話し合いがまとまらず協議離婚が成立しなければ、裁判所が関与する裁判離婚へと進みます。
家庭裁判所は離婚調停、離婚に関わる審判や裁判に対応しています。伊勢原市は、横浜家庭裁判所小田原支部の管轄です。「離婚条件ですれ違っており協議が進まない」「相手が離婚を拒否していて話に応じてもらえない」など、夫婦間では解決がみられない場合には、家庭裁判所に調停を申し立てることになります。調停を申し立てるための窓口は「家事受付係」で、収入印紙1,200円の申立手数料と申立書、3カ月以内に発行された夫婦の戸籍謄本(全部事項証明書)といった書類が必要です。詳細についてはウェブサイトで確認してみましょう。
名称 | 所在地 | 連絡先 | アクセス |
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横浜家庭裁判所小田原支部 | 神奈川県小田原市本町1-7-9 | 0465-22-6747 (家事受付係) | JR東海道線,小田急電鉄,箱根登山鉄道「小田原駅」より徒歩13分 |
市役所では「離婚届」や「離婚の際に称していた氏を称する届」「入籍届」「住民票の世帯分離」といった届出、国民年金や児童手当などの手続きを行うことができます。「離婚届」を提出したら、付随するさまざまな手続きも忘れずに行いましょう。伊勢原市では、市役所戸籍係の窓口で、平日8:30~17:00に届出ができます。また、毎月第2・第4土曜日の8:30~12:00も開庁していますが、本籍または住所が伊勢原市以外の場合は審査が後日となったり、他市町村に確認が必要なときは受付できなかったりする場合もありますので、詳しくは事前に担当窓口に確認すると良いでしょう。
名称 | 所在地 | 連絡先 | アクセス |
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伊勢原市 市民生活部 戸籍住民課 戸籍係 | 神奈川県伊勢原市田中348番地 | 0463-94-4712(戸籍係) | 伊勢原駅北口より徒歩15分 |
夫婦の間で離婚に関する条件に合意したら、離婚協議書を作成します。離婚協議書の内容は、公証役場で公正証書にしておくと、後々のトラブルを回避できるため安心です。離婚が成立した後に、パートナーが養育費や財産分与などの支払いを怠った際には支払いの強制執行を行使して、財産や給料などの差し押さえをすることができます。市内には公証役場はありませんが、伊勢原市にお住まいの方は小田原公証役場が利用しやすいでしょう。
名称 | 所在地 | 連絡先 | アクセス |
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小田原公証役場 | 神奈川県小田原市栄町1-8-1 Y&Yビル6階 | 0465-22-5772 | 「小田原駅」より徒歩3分 |
参考:小田原公証役場
「異性関係」や「性格の不一致」に並び、離婚原因の上位を占めるのが配偶者からの暴力(DV・ドメスティックバイオレンス)や精神的虐待です。
神奈川県の「配偶者暴力相談支援センター」では、電話や面談による相談のほか、LINEによる相談や女性への暴力相談「週末ホットライン」、多言語による相談、男性のためのDV相談も行っています。また、伊勢原市では、「女性のためのDV相談窓口」で、配偶者からの暴力(DV)や精神的虐待に悩む方の相談に無料で応じています。
名称 | 連絡先 |
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神奈川県 女性への暴力相談「週末ホットライン」 | 045-534-9551 |
伊勢原市 女性のためのDV相談窓口 | 0463-91-9237(DV専用電話直通) |
神奈川県衛生統計年報統計表によると、伊勢原市の婚姻件数は2018年(平成30年)~2022年度(令和4年)の5年間にかけて518組、482組、411組、391組、409組と推移しており、また離婚件数は146組、153組、122組、136組、134組と推移しています。特殊離婚率(年間の離婚件数を婚姻件数で割った値)は28.1%、31.7%、29.6%、34.7%、32.7%で、神奈川県の令和4年度の特殊離婚率31.8%(婚姻件数40,191組、離婚件数12,797組)とおおよそ同じくらいの数値となっています。
年 | 婚姻件数 | 離婚件数 | 特殊離婚率 |
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2018年(平成30年) | 518組 | 146組 | 28.1% |
2019年(令和元年) | 482組 | 153組 | 31.7% |
2020年(令和2年) | 411組 | 122組 | 29.6% |
2021年(令和3年) | 391組 | 136組 | 34.7% |
2022年(令和4年) | 409組 | 134組 | 32.7% |
※本テキストは2025年2月の情報に基づいています